品川駅の港南口を出て南に向かうと、
駅前のオフィスビル群とはまた違った風景を見る事ができます。

 

京浜急行の北品川駅からほど近い品川浦は、
江戸時代には豊富な水揚げと海苔の主要な産地でもあった漁村で、
現在では屋形船が並び、高層ビル群とのギャップがまた独特の情緒を生んでいます。

 

品川浦の船溜まり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな品川浦の船溜まりを先に進むと、
小さな公園があり、その隣に神社が見えてきます。

 

こちらの利田(かがた)神社は、
たくあん漬けの由来となっている(※諸説あります)沢庵和尚が、
江戸初期に弁財天を祀ったことが始まりとされ、
境内には江戸中を驚かせた「寛政の鯨」の骨を埋め供養した「鯨塚」を見る事ができます。

 

※江戸を驚かせた三大動物として寛政の鯨の他にラクダ、象といった動物が世間を賑わせたようです